こんにちは!
先日、東京の実家で用事があり息子と妻をつれて帰省しました。
仕事があったので1泊のみだったのですが、久しぶりの銀座を満喫して僕のお財布は悲しいことになっています。
今回の帰省では財布の紐はきつく行くぞ、と決めていましたが息子や妻の喜ぶ顔には負けてしまうんですよね。
来月のお小遣いが待ち遠しいです。
・・そんな節約気味の方もきっと有田に訪れますよね?!(笑)
実は、そんな節約気味な僕みたいな人でも、無料で有田焼を楽しめる施設があるんです!
ちなみに、僕はお財布事情に関係なくほぼ毎月通ってますよ。
その施設の名前は「九州陶磁文化館」。
陶磁器好きにはたまらない魅力が詰まった「九州陶磁文化館」をこちらの記事ではご紹介します。
有田焼の魅力が詰まった九州陶磁文化館!
日本中の陶磁器好きの方の憧れの地、有田町。
その中でも、「九州陶磁文化館」は僕が大好きな場所の一つです。
無料で有田焼きの魅力を
一度だけでなく何度も陶磁器の里、有田焼がある有田町に訪れる方もいらっしゃるようです。
僕は有田町に引っ越ししてから陶磁器にのめりこんでいきました。
友人からよく、「そんなに九州陶磁文化館に行って飽きない?」なんて聞かれますが、僕は全くそんなことは考えすら浮かびません。
誰がどうやってこんな素晴らしい陶磁器を作ったんだろう。
この作者は何を考えてこのような絵を描いたんだろう。
展示内容が変わる度に出かけ、新しい作品に心惹かれる日々です。
そんなに通ってお小遣いは大丈夫?フリーパスや回数券があるの?
そう思っていませんか。
冒頭でもお伝えしましたが、九州陶磁文化館は無料で入れて素晴らしい陶磁器を観れるんです。
ふとっぱらですよね。
それだけ、有田の地が陶磁器・有田焼の魅力や文化を広く多くの人に伝えていきたいという考えがあるんでしょうね。
それでは、次に九州陶磁文化館の魅力的な展示品をご紹介したいと思います。
陶磁器からくりオルゴール時計でカウントダウン!
九州陶磁文化館には、とても大きな陶磁器でできた、「からくりオルゴール時計」があります。
有田焼の70センチ文字盤が開いて30分ごとにからくり仕掛けと音楽が流れます。
時計の前に用意されているイスには、5分ほど前になるとそのからくりを楽しみに集まる旅行客が集まるんですよ。
早春賦、夏の思い出、小さい秋みつけた、雪の降る町を、など春夏秋冬で季節にあった味わい深いメロディー音が心地よくしみわたります。
息子をつれていくとまわりの方に迷惑をかけないように可愛い小声で54321とカウントダウンを始めます(笑)
実は大人の方も小声でカウントダウンしている方もいるんですよ!
その瞬間みんな同じ気持ちなんですね!!
魅力的な陶磁器の展示作品!柴田夫妻コレクションが圧巻
常時展示されている物は大きくわけると、「九州陶磁の歴史」「一般展示室と茶室」「九州の古陶磁」「柴田夫妻コレクション」「現代の九州陶芸」。
この中でも「柴田夫妻コレクション」は圧巻です。
柴田夫妻コレクションとは、柴田明彦、祐子夫妻が九州陶磁文化館に古伊万里の世界有数のコレクションを寄贈されたものになります。
その数なんと10,311点!
常時その中から約1,000点を展示しており毎年入れ替えが行われています。
1つ1つをみてまわると歴史を感じるとともに、当時の生活の背景まで見て取れるような、そんな気持ちにさせられます。
ヨーロッパからの里帰り!蒲原コレクション
「九州陶磁の歴史」があるコーナーの一角には蒲原コレクションというものもあります。
蒲原氏のコレクションは有田で作られた約300年前にヨーロッパに運ばれたものの里帰りの作品です。
こちらの作品たちは女性好みのものが飾られてありヨーロッパに似合う華やかなインテアや調度品の数々が展示さています。
その場での鑑賞時間は間違いなく女性のほうが長いのではないでしょうか。
九州陶磁文化館へのアクセスと駐車場
JR有田駅をご利用の場合は徒歩で10分ほどで行ける距離です。
有田駅入り口を出た正面にまっすぐに伸びた道があります。
その道をつきあたりまで進んでください。
右をみたらすぐに九州陶磁文化館の看板がたっています。
ただその場所は九州陶磁文化館の敷地入り口なので館内にはいるためには坂を上って下さいね。
坂を歩いてのぼる自信がないかたには有田駅前でタクシーをひろわれてください。
駅から車で3分ぐらいで着く距離です。
自家用車で武雄市方面から訪れる場合は国道35号線で有田町に入ります。
左手に有田工業高校のテニス場をすぎ30秒程車を走らせると、九州陶磁文化館の標識がある信号があります。
そちらを左側にみると大きな九州陶磁文化館の看板がみえてきます。
徒歩でお越しになるかたと同様その看板がみえているところからが敷地になりますのでその坂を車で上られてください。
自家用車で佐世保市方面から訪れる場合は国道35号線で有田町に入り中部赤松原の信号を通り過ぎると次の信号が九州陶磁文化館前の標識がある信号機になります。
そちらを右にみると九州陶磁文化館の大きな看板がありますので坂道をのぼってください。
上にのぼりますと広い駐車場があります。
自家用車の場合は国道35号線に看板がでていますので車でも大変わかりやすいと思います。
休館日や見学出来る時間帯、料金
休館日は月曜です。月曜日が祝日や休日の場合はその翌日になります。
年末12月29日から31日までで、なんと1月1日から3日のお正月期間は開いています!
見学できる時間帯は午前9時から17時(入館は16:30までです。)
ぎりぎりで入館されるとすべて見学するには時間が足りないため、初めて見学される方は2時間ほど時間をとってもらえると満足してもらえると思います。
入館料、駐車場ともに無料。 駐車場は300台ほど駐車可能。
★特別企画展期間中は有料になりますが有料期間中であっても高校生以下や障害者手帳等持参の方その介護者の方は無料です。
まとめ
有田に引っ越してきたときに、こんなに素晴らしい場所が無料で入館できることに感動しました。
小さなカフェスペースもありますので、休憩をはさみながら見学もできます。
素晴らしい展示品の数々をご堪能されてください!
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